Press release

2012/12/05 TOPICS

ベンチャー通信で代表小野澤 ✕ 八戸学院大学大谷学長対談掲載

産学連携で、八戸市を日本有数の「ベンチャー創出都市」へ 地方で若者が挑戦できるフィールドを作りたい

企業と大学による連携を軸に地域活性化を図る「産学連携」が注目を集めている。

弊社リゲイン代表取締役の小野澤は、人材育成のフィールドを青森県八戸市に構えるべく、2012年4月に八戸マーケティングセンターを開設。さらに、八戸大学との産学連携によって、地方を基点にした人材の育成をスタートさせた。八戸に新風を吹き込むリゲイン代表の小野澤氏と、八戸大学をベンチャーマインドで牽引する八戸大学学長の大谷氏は、志を同じくしている。

今回は二人に、新たな産学連携の取り組みについて話を聞いた。

PROFILE

小野澤 秀人(おのざわ ひでと):
株式会社リゲイン 代表取締役CEO
1977年、埼玉県生まれ。2003年に学習院大学経営学部を卒業後、国内最大手のCRM会社に入社。2004年に株式会社インフォプラントに出向し、翌年に転籍。2006年に営業部長、営業企画部長を歴任。2008年5月、ベンチャー企業向け営業コンサルティング会社に執行役員 営業本部長として入社。同年12月に株式会社リゲインを設立し、代表取締役CEOに就任。2012年に八戸マーケティングセンターを立ち上げ、地方での「産学官連携」による人材育成にも積極的に取り組んでいる。

大谷 真樹(おおたに まさき):
八戸大学学長
1961年、青森県八戸市生まれ。1984年に学習院大学経済学部を卒業後、日本電気株式会社を経て、1996年に株式会社インフォプラントを創業し、代表取締役に就任。2005年にヤフー株式会社と資本業務提携し、株式会社インフォプラントの取締役会長に就任。2007年に株式会社インタースコープと経営統合し、ヤフーバリューインサイト株式会社に社名変更。2008年に八戸大学客員教授に就任。八戸大学八戸短期大学総合研究所所長を経て、2012年4月に八戸大学学長に就任。

起業家こそが地域を活性化させる

―リゲインは東京でIT企業やマーケティング企業に特化した営業コンサルティングビジネスを展開しています。今回、あえて八戸で事業を立ち上げた理由はなんだったのですか?

小野澤:
思い描いていたことを東京で実現するのは難しかったからです。
私が徹底してこだわりたいのは、とにかく”いいもの”を創ること。いま取り組んでいる事業は、ITとマーケティングという最も知見が深い分野での営業コンサルティングですが、根幹にあるのは、「人づくり」です。
”いいもの”を創るためには、人づくりに時間をかけ腰を据えて取り組むことが不可欠。その意味でも、地方でじっくりと人を育てることに興味があり、以前から地方での「産学連携」の取り組みに関心をもっていました。大学との連携をとりながら、将来を担ってくれる新卒の人材を発掘して、当社が本気で育てていく。それが、八戸大学との産学連携で実現できると思ったのです。

―大谷さんから見て、リゲインは八戸にどのような価値をもたらしたのでしょうか?

大谷:
八戸の学生は首都圏に出ていくケースも多いのですが、優秀な学生が地元に残る場合もあります。しかし、せっかく残った彼らが能力を活かせる環境は少ない。それが八戸の課題でした。
しかし、近年になってWEBマーケティングやIT系の企業が八戸にもオフィスを構えるようになったことで、自分が学んだことを活かせる、興味のあることに取り組める環境が生まれ始めた。これは非常に価値のあることだと思っています。
いま私は、八戸を中心に「起業家を10年で100人つくる」という活動を行っていますが、力のある起業家がきてくれることが地域の活性化につながると考えています。理想はリゲインさんのような会社に入って刺激を受け、「自分も起業したい」という挑戦意欲をかき立てられる人が増える。そんなプラスの循環が生まれてほしいですね。
そういう意味で、リゲインさんは八戸を活性化させる重要なエンジンになると思います。

挑戦する権利と失敗する自由

―八戸の若者については、小野澤さんはどのように感じていますか?

小野澤:
私は「やる気」と「集中力」と「知識」という3つの観点で人を育てることが重要だと感じていますが、その点、八戸の若者は「集中力」についてはすばらしい素養を持っています。ですから、自分でやる意欲を持ち、知識を身につければ、きっとプロフェッショナルな人材になれると思います。

大谷:
地方のが学生というのは、どうしても普通に就職するか、資格を取って安全な道を選ぶことを考えがちなんですね。そのため、自分が本来持っている可能性に気づかないことが多い。だからこそ、その扉を開いてあげたい。
私はいつも学生に向かって、「挑戦する権利と失敗する自由」という言葉を伝えています。特にいまの地方の学生は、失敗をとても恐れる。どうしたら失敗しないかを考えてしまうことが多い。そうではなく、自分の可能性を信じて、失敗を恐れず挑戦する気持ちを持ち続けてほしい。

―最後に、八戸の今後の可能性について聞かせてください

大谷:
「これからは地方の時代」と言われるなかで、八戸は非常にポテンシャルが高い。私は国内外あちこちを見てきましたが、そう断言できます。新幹線や空港、高速道路などの交通インフラの充実、北東北でも雪が少ないという環境優位性、豊富な地域資源、盛んな観光・農林水産業。そして、八戸大学などの合計5,000人の学生を筆頭にした人材資源。それらを活かしていけば、日本の地方都市の中でも八戸は優位性があるのです。

小野澤:
大谷さんのおっしゃる通り、”できあがっていない魅力”が多分にありますね。これから八戸では行政も含めた「産学官連携」での施策がいっそう進んでいきます。それは八戸の人材をはじめとしたポテンシャルが大きく花開くことにつながると考えています。
青森県や八戸出身の学生たちが、積極的に地元に帰って就職できる環境をつくりたいと思っています。学生が刺激に満ちて挑戦を続けられるフィールドをぜひ八戸で提供していきたいですね。

プレスリリース一覧へ戻る
top